ユッカを剪定してコンパクトにまとめよう。剪定の時期や方法を紹介

ユッカを剪定してコンパクトにまとめよう。剪定の時期や方法を紹介

ユッカの剪定ってどうすればいいの?
ユッカを挿し木にして増やしたい!」などとお困りではありませんか。
幹や枝が太く、先端からまとまって葉が生えるような見た目のユッカは、いつどこで切ったらいいのかなど判断が難しいですよね。

しかしユッカの剪定や挿し木はあまり難しくないので、誰でも簡単にできます。適した時期に正しくおこなえば、ユッカに負担をかけずに失敗なく剪定し、剪定した枝を挿し木にできます。
またユッカは剪定しないと2~5mほどに成長してしまいますが、剪定することでご自宅のスペースにあった大きさに整えられます。

この記事ではユッカの剪定方法や適した時期、挿し木の方法、育て方や対処法などをご紹介します。

この記事を読むと、ユッカの枝を剪定した後に挿し木として再利用し、ユッカの株を増やす方法がわかります。ユッカを健康に美しく育てて楽しみましょう。

剪定110番では、どんな木でも1本から剪定などの手入れを承っています。現地調査・見積もりは無料で対応していますので、無料相談窓口までお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

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目次

ユッカの剪定は5~8月が適期

ユッカの剪定は5月〜8月頃が適しています。

適した時期に剪定すると、剪定によるダメージを受けにくいだけでなく、挿し木の適期も近いので切った枝を挿し木にしても成功しやすいです。

ユッカを剪定せずに放置しておくと、地植えの場合には3mから5mほどまで育ってしまいます。

観葉植物として鉢植えで育てる場合でも、ユッカは2mほどまで育ちます。ユッカは枝先に多く葉をつけて重心が上のほうに偏ると倒れやすくなってしまうので、定期的に剪定をして調整しましょう。

剪定と一緒に挿し木もしたい場合

挿し木の適期は6〜8月頃です。
剪定も挿し木も両方したい場合は、6~8月頃におこなうのがおすすめです。

ユッカの剪定方法

ユッカの剪定はあまり難しく考えなくて大丈夫です。

ユッカは剪定すると、2~3ヵ月後に切り口の少し下から新しい芽が出て、成長すると枝になります。新しい芽が出る位置や今後の育ち方は予想できませんが、枝が伸びた時の様子をイメージしながら枝を選んで切っていきましょう

植物の剪定が始めての方は、あらかじめ以下の剪定に必要なものを用意してください。すべてホームセンターやネットショップなどで揃えられます。

ユッカの剪定に必要なもの

必要なもの用途
剪定はさみ細い枝を切ります。
アルコール消毒液や煮沸などで消毒しておきましょう。
園芸用のこぎり太い枝や幹を切ります。
アルコール消毒液や煮沸などで消毒しておきましょう。
癒合剤剪定後に切り口を保護するために塗ります。

【手順1】枯れた葉を落とす

枯れて黄色や茶色に変色している葉を剪定はさみで切り落とします。枯れた葉が密集している場合はまとめて根元から落としましょう

最初に枯れた葉を落とすことで全体の葉の量が減り、剪定する枝が見やすくなります。

【手順2】剪定する位置を決めて切る

幹から生えている枝を3~5cmほど残して切ります。切り口の少し下から新しい芽が出て枝になっていくので、枝を生やしたい位置の少し上あたりを切りましょう。

幹が長くなり葉が上部に偏っている場合や、もっと低く育てたい場合は、思い切って理想の高さに幹を切ってください。

ユッカ剪定

【手順3】癒合剤を塗る

剪定した切り口は樹木にとって傷のようなものなので、絆創膏のような役割をする癒合剤を塗って切り口を保護します。
癒合剤を塗ることで切り口をコーティングし、病害や雨から守って治癒を助けます

癒合剤は少量を切り口に乗せ、ハケや使い捨てスプーンの背などでむらなく伸ばしてください。

道具 癒合剤

癒合剤がない場合には傷口を覆うという目的なら、木工用ボンドを塗ったり、空き缶をかぶせたりしても代用可能です。しかし木工用ボンドや空き缶には傷口の治癒を助ける効果はないので、癒合剤を使用することをおすすめします。

ユッカの剪定が難しいときは業者に依頼する

ユッカは幹から直接葉が生えているように見える独特な形状をしています。

ご自宅のユッカをどこまで剪定すればいいのか、どこを切ればいいのかわからないときには、業者に依頼することもおすすめです。プロの手でおしゃれで健康的に剪定をおこなってもらえます

剪定を業者に依頼する場合、料金は木の大きさによって変動し、木が大きければ料金が高くなる傾向にあります。

当社サイトに寄せられたご相談から施工料金の相場を以下の表にまとめましたのでご覧ください。

高さごとの単価相場グラフ

※剪定110番では、必要な場合に剪定した枝や葉の処分を承っています。当社が算出した料金の相場は剪定後の処分費用なども含めた金額ということをご了承ください。

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ユッカを挿し木で増やす方法

ユッカの挿し木は適期である6〜8月におこなえば、比較的簡単に挿し木にできます。
挿し木の方法はいくつかありますが、今回は難易度の低い土に植える方法をご紹介します。

ユッカを挿し木で増やすときに必要なものは以下の6つです。

挿し木をするときに用意するもの6つ
  • 剪定はさみ
  • 小さめで高さの低い鉢
  • 挿し木用土
  • 発根促進剤
  • ポリポット
  • 観葉植物用土

発根促進剤は挿し木にする枝から根が出るのを促します。

ユッカを挿し木で増やす手順

ユッカの挿し木は2回に分けて作業します。剪定した枝を再利用して実践してみてください。

挿し木の手順

手順
剪定した枝を5~10cmの長さに切る
手順
横に広がる葉を切り取り、上に向かって生えている数枚は残しておく
手順
切り口に発根促進剤をつける
手順
剪定した枝を分割して挿し木にする場合は、枝の上下を間違えないように根っこ側の切り口に発根促進剤をつける
手順
挿し木用土を小さめの鉢に入れ、水で土を湿らせる
手順
3、4で用意した枝を土に挿す
ユッカ挿し木

できるだけ直射日光の当たらない暖かい場所に置いて、土が乾かないように水やりをしましょう。3〜5週間前後で少しずつ根が出てきます。
根が出てきたら次の手順に進みます。

手順
ポリポットに観葉植物用土を入れる
手順
根が出た挿し木を植え替える

観葉植物であるユッカの基本的な育て方

観葉植物として育てられることの多いユッカの基本的な育て方についてご紹介します。植物をきれいに育てるには日頃のお手入れがかかせません。参考にしてください。

水やり

ユッカは乾燥に強いため、頻繁に水を与える必要はありません。3〜11月頃は1週間に1度くらいの頻度がおすすめです。水の量は鉢の底から水が出るくらいを目安にたっぷりと与えましょう。

気温が低い12~2月頃はさらに水やりを控え、より乾かし気味に育てることで寒さに強くなります。土が乾燥したころに月に1度くらいの頻度でおこないましょう。

ユッカは水やりが少なすぎると水切れを起こして葉が落ちてしまったり、水やりが多すぎても根腐れが起きてしまいます。土の湿り具合を確認して適度に調整してください。

肥料

基本的には肥料を与えなくてもよいですが、生長を早めて大きくさせたいときには肥料を与えましょう。ユッカは5〜9月頃が生長期なので、5月下旬頃と9月半ば頃に肥料を与えるのが効果的です。

有機肥料はコバエが発生する原因になってしまうので、化学肥料を与えてください。

日に当てる

ユッカを屋外に植える場合は、日陰か1日数時間しか日の当たらない半日陰を選んでください。ユッカは強い直射日光には弱く、西日に当たると葉焼けをおこしてしまいますので避けるようにします。

屋内で育てる場合には、日光が当たる窓際に置くと健康的な株に育ちます。ただし、直接クーラーが当たると葉が乾燥してしまうので、そのような場所に置くのは控えるようにしてください。

植え替え

鉢植えで育てている場合には、2年に1度ほど新しい大きな鉢に植え替えます。生長期である5~9月頃におこないましょう。

鉢の底から根が出ていたら根詰まりを起こしていますので、一回り大きい鉢を用意してください。育てているうちに土も劣化していきますので、植え替えの際に新しい土を敷き詰めましょう。

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ユッカが枯れてしまう原因と対処法

ユッカは特別難しいお手入れはとくに必要なく、育てやすい樹木です。しかし、ユッカの特徴を知っておかないと、枯らしてしまうことがあるかもしれません。最後に、ユッカを枯らさずにのびのびと育てるコツをご紹介します。

直射日光に当たっている

ユッカは直射日光が苦手です。特に夏の日差しや西日が当たると葉焼けを起こしてしまい、枯れる原因になってしまいます。地植えをおこなう際には、直射日光や西日が当たる場所は避けるようにしましょう。

だからといってまったく日の当たらない日陰で育てると、葉付きがわるくなり、あまり元気に育ちません。夏の間だけ日が当たらないように、遮光ネットを使用することもおすすめです。

根が腐っている

ユッカは湿気が高い場所を好みません。そのため、土が乾いてないのに水をやりすぎてしまうと、根腐りを起こして枯らすことがあります。

根腐れは腐った根を刈り取り、植え替えをすることで解消できますが、元気な株となるのに時間がかかってしまいます。むやみに水やりをせず、土が乾いたタイミングで水をやりましょう。

病害虫の被害を受けている

ユッカはハダニの被害を受けやすい植物です。

ハダニは葉の裏について養分を吸っていく害虫で、被害を受けると葉の色がわるくなり、育ちもわるくなってしまいます。ハダニを見つけたら、殺虫剤を使用して駆除をおこないましょう。

ハダニは水に弱いため、定期的に葉の裏側を霧吹きで濡らすと予防になりおすすめです。また、風通しがよい状態であればハダニは発生しにくくなるため、込み入った枝は剪定して、すっきりさせてください。

剪定業者に見てもらう

ユッカが枯れてしまうなどの症状が出ていて、原因が特定できないなど自分で対処できない場合は、プロにまかせてみるのもひとつの手です。

枯れかけてしまったユッカの症状が全体に広がる前に樹木に詳しい剪定業者に見てもらうことで、的確な判断をしてユッカの健康を維持できるように対処してくれます。

ユッカの剪定で困ったら剪定110番にご相談ください

自分ではユッカの剪定が難しい」「どんな剪定業者に頼めばいいかわからない」というときには、当サイト【剪定110番】にご相談ください。ユッカの剪定や健康維持などのお悩みを解決できるプロの剪定業者をご紹介します。みなさまの大切に育てているユッカに合った剪定方法を提案し、素早く整えます。

まずは無料の現地調査をご利用ください。現地調査から正確な見積金額を算出し、施工料金に納得いただけてから作業に入りますので、ご安心ください。

24時間365日全国対応の無料相談窓口にて受け付けていますので、お気軽にいつでもご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

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