【果樹】キウイの剪定作業の方法と時期|鉢植え・地植えでの肥料・水やりなどの栽培方法&フルーツ収穫のポイント

キウイ 剪定 放置すると枝や葉が混みあってしまう

「キウイは果樹だから栽培が難しいのでは?」と思われる方も多いかもしれませんが、じつは比較的育て方は簡単なのです。
ある手入れをしっかりおこなっていれば、家庭栽培でも果実を収穫することができます。

そのある手入れが、キウイの剪定です。
キウイは剪定を正しい時期、そして正しい方法でおこなわないと、収穫できなかったり、さらには木そのものが弱ったりすることもあるのです。

そこで本記事では、キウイの剪定の時期や方法を詳しく解説していきます。
また、あわせてキウイの栽培方法にも触れていくので、育てる際はぜひ参考にしてください。

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目次

キウイに剪定が必要な理由

そもそもキウイを栽培するにあたり、剪定という手入れがなぜ必要なのかを確認しておきましょう。

剪定が必要な理由は、キウイの生長スピード早いためです。
加えてキウイという果樹はツル性であり、手入れをせずに放置しておくとどんどん枝や葉が茂ってしまいます

このように枝や葉が混みあった状態になってしまうと、日当たりや風通しが悪くなってしまうのです。
そしてこれが原因となり、果実が実らなかったり、木そのものが枯れてしまうという事態を招いてしまいます。

そこでこの問題を解決するための手入れ方法が、剪定というわけなのです。

キウイの剪定時期・方法

それではここからは、キウイの剪定時期と方法について解説していきます。
キウイの果実を収穫できるようにするためには非常に大切な手入れなので、しっかり確認してくださいね。
また、キウイの剪定をおこなううえでの注意点についても触れていきます。

キウイの剪定時期

キウイの剪定時期

キウイを剪定する上では、まず手入れに適した時期を知っておくことが大切です。

キウイの剪定時期は主に冬と夏
冬は12月~2月頃におこなうのがよいでしょう。
一方夏に関しては、6月~7月が適期とされています。

キウイの剪定方法

キウイの剪定は、冬と夏で方法が少々異なります。
それぞれの時期でわけて剪定方法を確認していきましょう。

冬の剪定

キウイにおいては、冬におこなう剪定が基本となります。
というのも、休眠時期に入っており、大きく剪定をしても負担を小さくすることができるため。
そのため、樹形や大きさを整える剪定をおこないましょう。

切る枝に関しては、いわゆる不要枝というものが対象となります。
上や下に伸びて生えている枝を切り、間引くように剪定をしてください。

また、昨年に結実した枝の先の芽を5芽ほど残して切り戻す、という剪定もおこないます。
これは、キウイの結果習性が関係しており、昨年に結実した枝には果実は実らないのです。
新しく生えてくる枝にキウイは果実を実らせるので、このことを意識して剪定をおこないましょう。

夏の剪定

夏の剪定では、冬ほどは大きく枝を切るということはしません
この時期の剪定は、果実に栄養がしっかり届くようにすることが目的となります。

そのため、勢いよく伸びている枝や古い枝、果実が実っていない枝などを対象に剪定をおこないます。
また、枝や葉が混みあってしまうことを防ぐためにも、不要な芽を取り除く芽かきや十分に伸びた枝の先を切る摘心もおこないましょう。

キウイ剪定の注意点

キウイの剪定時期と方法に関しては、ここまでの内容が基本となります。
なお、剪定をするなかではいくつか注意点があるので、ここで確認しておきましょう。

キウイにはオスとメスがある

キウイという果樹は、そもそもオスとメスで木が別となっている雌雄異株の植物です。
オスの木は受粉をさせるための花粉を作り、メスの木は果実を実らせます。

そのため、収穫を目的としてキウイを栽培している場合、メスの木を剪定する際には果実となる部分を切り過ぎてしまった、ということにならないように注意が必要なのです。
どれがオスの木なのかメスの木なのか、区別はしっかりできるようにしておきましょう。

なお、花に注目することでオスメスを見分けることができます。
オスは花の中心には黄色となっている部分しかありませんが、メスは花の中心には黄色となっている部分に加えて白色の柱頭があるのです。

そのため、それぞれ花が咲いている時期に枝などに印を付けておくと、剪定をおこなう際にオスの木とメスの木を見分けることができるでしょう。

キウイには猫が寄ってくる

キウイという果樹は、マタタビに分類される植物です。
そのため、キウイを栽培するなかで剪定した枝に猫が寄ってくることがあります。

また、この影響によってキウイの木を傷つけられてしまうことも。
そのため、猫にキウイの木を荒らされることに不安な方は、猫除けネットなどを使用して近づけないように対策しておきましょう。

剪定時期を誤ると樹液が流れ出る

剪定の適期以外に手入れをおこなうと、木を弱らせてしまうことがあるのです。
この原因は、樹液が流れ出てしまうことにあります。

キウイは春の活動が活発化する時期においては、それまで蓄えていた栄養を木全体に循環させようとします。
そのため、春に剪定をして枝を切ってしまうと、樹液が流れ出てしまうことがあるのです。
そしてこれにより、木が弱ってしまうのです。

そのため、特に冬の剪定においては、しっかりと時期を守っておこなうようにしましょう。

キウイの剪定が難しいなら剪定110番へ依頼しよう

ここまでで、キウイの剪定について解説してきましたが、なかには「自分でおこなうには難しい」と感じた方もいるのではないでしょうか。

実際、このキウイの剪定という手入れは、果実の収穫や木の健康ということに対して大きく影響してくる作業です。
そのため、誤った剪定をすれば果実が実らないことはもちろん、木が枯れてしまうかもしれません。

そのため、自分でおこなうことに不安をお持ちなら、当サイトの剪定110番を利用してプロの業者に作業を依頼してみることをおすすめします。
剪定110番には1,500という業者が加盟していることから、キウイ剪定の知識と技術を持ったプロをご紹介することが可能です。

また、キウイの木だけの剪定のご依頼でも対応が可能となっています。
現地調査を含めた見積りは無料となっているので、ぜひ一度お問い合わせください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

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剪定とあわせて誘引・仕立てもおこなおう

キウイの剪定は、果実の収穫や木の健康のために必要な手入れです。
なお、あわせておこなっておきたい作業に誘引と仕立てという作業があります。

すでにお伝えしたとおり、キウイは生長スピードが早いため枝や葉が混みあいやすいです。
加えてツル性という性質であることから自立することができず、地面で育ってしまうと枝や葉がごちゃごちゃしてしまい、果実も傷ついてしまいます。
また、これでは日当たりや風通しもあまりよくありません。

そこで、棚や支柱に枝を絡ませて誘引して仕立てる必要があるのです。
以下で、庭植えと鉢植えでの誘引と仕立ての方法をご紹介します。

庭植えでの誘引・仕立て

庭植えでの誘引・仕立て

キウイを庭植えで育てている場合は、棚仕立てにするとよいでしょう。

棚仕立ては、メインとなるしっかりとした枝を2本選びそれらを主枝とし、支柱に巻き付けていく方法です。
それぞれの枝を反対方向に誘引して、組んだ棚に這わせるように生長させましょう。

そして、それぞれのメインとした主枝から枝が生えてくるようにします。
生えてくる枝は50cmほどの間隔になるようにすることがベストです。

鉢植えでの誘引・仕立て

鉢植えでキウイを栽培している場合は、トマトを育てる際などでも用いられるあんどん仕立てにする方法や、フェンスに這わせて仕立てる方法がよいでしょう。

あんどん仕立てに関しては、鉢に支柱を4本ほど立てて、その内側に沿うような円形の支柱を平行に数個設置するだけと非常に簡単です。
そこに枝を巻き付けながら誘引をして、枝を生長させることができます。

またフェンス仕立てに関しても、名前のとおりフェンスに枝を絡ませて生長させるだけなので、比較的簡単におこなうことができるでしょう。
なお、フェンスがないという場合は、トレリスを使用することでおこなうことができます。

キウイの庭植え・鉢植えでの栽培方法

本記事冒頭でもお伝えしたとおり、キウイは比較的育てやすい果樹です。
とはいえ、キウイは剪定以外においてまったく手入れがいらないというわけではありません。
そこでここからは、そんなキウイの栽培方法を詳しく解説していきます。

植え付け

基本の育て方①植え付け

キウイを育てる上では、まず植え付けをするところから始まります。

そんなキウイの植え付けで大切なポイントは、場所選びです。
キウイは日当たりがよく風通しのよい場所を好むため、特に庭植えにするという場合は、どこに植え付けるかをしっかりと検討するようにしましょう。

植え付けるのに適した時期は、11月~3月頃です。
植え付けの方法は、まず該当する場所に40cm×40cm程度に掘った穴の土に苦土石灰を混ぜておきます。

その土を2週間程度置いておき、そこに腐葉土と赤玉土を適量混ぜましょう。
これをさらに2週間ほど寝かせ、この土で植えます。

なお、鉢植えの場合に関しても大きめの鉢に植え付けることは可能です。
ただし、鉢の大きさによっては根詰まりを起こしてしまうことがあるため、定期的に植え替えが必要となります。
植え替えの頻度は、2年~3年に1回程度です。

また、キウイはすでにお伝えしているように、雌雄異株の植物です。
そのため、受粉をさせて果実を収穫したいという場合は、オスの木とメスの木をそれぞれ近くに植え付けるようにしましょう。
それぞれの間隔は3m程度がよいとされています。

肥料・水やり

植物を育てる上での基本的な手入れとしては、肥料を与えることと水やりをおこなうことがあげられます。
これはキウイの栽培でもおこなう必要があります。

肥料に関しては、これは年に2回~3回を目安に与えるとよいでしょう。
与える時期と肥料は以下のとおりです。

肥料

11月頃:じっくりと効果が出る有機肥料
7月頃と9月頃:即効性のある化成肥料

一方水やりに関してですが、庭植えの場合は基本的には必要ありません。
ただし、夏は気温が高く土が乾燥しやすいので、様子をみて水やりをおこなってください。

鉢植えの場合は、土の乾燥が確認できたときにたっぷりと水やりをおこないます。

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キウイを収穫するための手入れのコツ

本記事では、キウイの剪定を果実収穫のための大切な手入れとしてご紹介してきました。
なお、キウイを収穫するために大切な手入れはじつはまだ他にもあるのです。

ここでは果実収穫のための大切な手入れ、摘果と人工受粉について解説していきます。

摘果

収穫のコツ①|摘果

摘果とは、形が悪かったり傷ついていたりする果実を摘み取る手入れのことです。
この作業をおこなうことで、上記のような状態の悪い果実が栄養を吸収してしまうことを防ぎ、状態のよい果実へ栄養を届きやすくすることができます。

なお、摘果ではどれくらいの果実を間引けばよいのか、と思われる方もいるでしょう。
目安としては、葉4枚~8枚に対して1つの果実とすることが多いようです。

この摘果を正しくおこなうことで、甘くて大きいキウイに生長させることができます。
果実を摘み取るのはもったいないと感じる方も多いかもしれませんが、しっかりとした果実の収穫のためにも、形が悪かったり傷ついていたりするものは取り除いていきましょう。

人工受粉

キウイを結実させるためには、オスの木とメスの木を育て、受粉をさせる必要があります。
しかし、これには注意しなければならない点があるのです。

それが、品種によって開花時期が異なる場合があるということ。
こうなると、しっかり育てていても受粉させることができません。
その結果、当然キウイを収穫することはできないのです。

また、開花時期がそろっていたとしても、自然に受粉をうまくおこなうことができない、ということも考えられます。

そこで受粉を確実におこなうために、人工受粉という方法をおこなうことがおすすめです。
方法は、オス花の花粉をメス花の柱頭に軽く押し当てるだけ。
作業としては簡単なので、ぜひ実践してみてくださいね。

キウイフルーツの収穫・追熟方法

しっかり栽培して収穫までいたっても、まだ安心してはいけません。
というのも、キウイは追熟をおこなうため、収穫には少々コツが必要なのです。
また、このことから収穫時期や食べごろを見極めることが難しいともいわれています。

そこでここでは、そんなキウイの収穫と追熟の方法を確認していきましょう。

キウイの収穫時期・方法

キウイの収穫時期・方法

キウイは収穫してから熟させる「追熟」をおこなうので、硬いうちに収穫をする必要があります。
ただし、見た目からは収穫時期を見極めるのは難しいので、品種ごとに収穫時期を覚えておき、その時期になったら収穫をおこなうのがよいでしょう。

代表的な品種の収穫時期の目安

ヘイワード11月上旬~11月中旬
香緑・ゴールデンキング10月下旬
ジャンボイエロー11月上旬

もし糖度計があれば、糖度で収穫時期を見極めることもできます。
糖度が6%以上となっていれば、収穫してもよいという判断となるようです。

収穫する際は、果実の付け根を残しておくことがポイント。
その年に結実した枝には、翌年果実が実らないため剪定の対象となります。
そこで果実の付け根を残しておくことで、剪定の際に切り取る枝の目印にすることができるのです。

キウイの追熟方法・コツ

キウイを収穫をしたら、常温に置いて追熟させます。
追熟期間は保管した場所の温度によって異なり、収穫してから1ヵ月以内であれば15℃で2週間程度、20℃で1週間程度になります。

もし収穫して2~3ヵ月冷蔵庫に保存していた場合は、冷蔵庫から出して15℃で8日程度、20℃で6日程度が追熟期間です。
キウイをそっと持って、弾力を感じるくらいになったら食べごろですよ。

追熟期間を早めたい場合は、ビニール袋にリンゴやバナナと一緒に入れておくことがコツ。
リンゴやバナナから発生するエチレンが、キウイの追熟期間を早めてくれます。

反対に追熟を遅らせたい場合は、冷蔵庫で保存をするのがよいでしょう。
ただし、キウイは-1.7℃を下回ると低温障害を起こすおそれがあるので、温度管理には十分注意してください。

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キウイ栽培で気をつけたい病害虫

キウイを栽培するうえで、いくつか気をつけたい病害虫が存在します。
ここでは害虫と病気にわけて、その被害や対策をまとめましたので、確認しておきましょう。

害虫

アオバハゴロモ

被害
  • 吸汁する
  • 木を弱らせる
  • 落果させる
対策
  • 風通しをよくする
  • 薬剤を使用する

アブラムシ

被害
  • 吸汁する
  • 生育を悪化させる
対策
  • 薬剤の使用

イモムシ

被害
  • 葉を食べる
  • 生育を悪化させる
  • 見た目が悪くなる
対策
  • 被害箇所の除去
  • 薬剤の使用

ハダニ

被害
  • 吸汁する
  • 葉にかすり傷のような斑点ができる
対策
  • 水に弱いため水をかける
  • 薬剤の使用

ハマキムシ

被害
  • 葉を食べる
  • 葉を巻くため見た目が悪くなる
対策
  • 被害箇所の除去
  • 薬剤の使用

病気

うどんこ病

被害
  • 葉がうどんの粉のように白くなる
  • 光合成ができず生育を悪化させる
対策
  • 被害箇所の除去
  • 薬剤の使用

灰色かび病

被害
  • 植物の地上部にカビが発生する
  • 発生箇所が腐り灰色のかびで覆われる
  • 見た目と生育に悪影響を及ぼす
対策
  • 発生箇所の除去
  • 薬剤の使用

キウイは、基本的には病害虫はあまり発生しないとされています。
しかし、上記のような病害虫が発生することもあり、その被害を受けてしまうこともあるのです。

このような事態を招かないようにするためにも、キウイの剪定で状態のよい栽培環境にしたり、日々の手入れをしっかりおこなうようにしましょう。

まとめ

キウイは基本的な栽培方法は簡単で育てやすい果樹といわれています。

しかし、果実の収穫や木の健康のためには、しっかりとキウイは剪定をすることが大切です。
また、キウイの剪定には時期や方法を守ることはもちろん、注意点やコツもあります。
実践する際は、本記事で解説した内容をぜひ参考にしてくださいね。

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お問い合わせは24時間365日受け付けているので、お困りの際はぜひご連絡ください。

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